ミラクル・リナックス株式会社(以下、ミラクル)と日本ネットワーク・アプライアンス株式会社(以下、ネットアップ)は11月10日、NASを利用した高可用クラスタソリューションの提供に向け、協業を行うと発表した。
11月10日より出荷されるミラクルの高可用クラスタソフト「MIRACLE CLUSTERPRO V3.0 Update1」にNAS対応モジュールが同梱されたが、すでに両社ではネットアップのNAS「NetApp FASシリーズ」上での動作検証を共同で行っており、同シリーズを動作検証済みのNAS製品として認定したという。
また両社では、今後も動作検証を継続して実施するほか、ユーザー企業に対するデモ、提案案件の相互紹介や対象企業に関する情報共有などを行うなど、技術分野、マーケティング分野でも共同して活動を展開していくとのこと。
さらにミラクルでは、MIRACLE CLUSTERPROを利用した高可用システムの導入を支援するコンサルティングメニュー「MIRACLE CLUSTERPRO導入パック」を提供開始する。価格は、オンサイトサービスが84万円、メールサポートサービスが31万5000円などとなっており、ヒアリングを含めて約10日間を標準的な導入期間としている。
■ URL
ミラクル・リナックス株式会社
http://www.miraclelinux.com/
日本ネットワーク・アプライアンス株式会社
http://www-jp.netapp.com/
( 石井 一志 )
2004/11/10 11:56
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