株式会社リコーとウイングアーク テクノロジーズ株式会社(以下、ウイングアーク)は11月12日、基幹システムの帳票印刷分野で提携すると発表した。両社ではこれに伴い、帳票ミドルウェアとプリンタ/デジタル複合機を連携させるソフトを、2005年春を目標に共同で開発し、基幹システムにおける帳票印刷の高信頼化を図る。また、このソフトを組み込んだ帳票印刷システムの共同プロモーションを、11月中旬より行う。
具体的には、ウイングアークの帳票ミドルウェア「Super Visual Formade」「Report Director Enterprise」などを、リコーのデジタル複合機「imagio Neoシリーズ」やレーザープリンタ「IPSiOシリーズ」のPrivateMIBに対応させ、帳票ミドルウェアから、プリンタの状態監視や出力状況の確認を常時行えるようにする。
さらに、Report Director Enterpriseのクライアントエージェント「RDE/Print Assistant」を、リコーのプリンタ/デジタル複合機に組み込むためのモジュールを開発する。このモジュールを利用することによって、印刷データをWeb環境でバッチ配信し、拠点ごとに分散して出力させるような場合に、拠点側へのプリンタサーバーやPCの配置をする必要がなくなるという。
■ URL
株式会社リコー
http://www.ricoh.co.jp/
ウイングアーク テクノロジーズ株式会社
http://www.wingarc.com/
( 石井 一志 )
2004/11/12 13:47
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