株式会社NTTデータとサン・マイクロシステムズ株式会社(以下、サン)は11月16日、ユーティリティ・モデル(従量制課金)に対応したデータセンターサービスの提供で提携したと発表した。
今回の提携によりNTTデータは、データセンターサービス「EXFORT」のメニューに、サンのサーバーとストレージを利用するユーティリティ・モデルを含めたプランを追加し、年内より提供を開始する。このユーティリティ・モデルでは、使用率による支払料金の上限設定や期間中の定額モデルへの変更オプションも用意される。
サンは、このユーティリティ・モデル向けに同社製サーバーとストレージのファイナンスプログラム、課金プロセス、および使用量測定の専用ツールを、関連会社を通じてNTTデータに提供する。またNTTデータのデータセンターに専任の保守要員を常駐させるサイト保守、および情報システムの管理基準「ITIL (IT Infrastructure Library)」を軸としたデータセンターの運用効率化ソリューションを提供する。
両社は、今回の提携により、法人向けマーケットを中心に3年間で100件の新規案件獲得を目指すとしている。
またサンでは今後、「Sun Java Enterprise System」、「Sun Java Desktop System」、「Sun Ray」を利用したデスクトップ環境のサブスクリプション・モデル(定額制課金)での提供を含めた検討を行っていくという。
■ URL
株式会社NTTデータ
http://www.nttdata.co.jp/
サン・マイクロシステムズ株式会社
http://jp.sun.com/
プレスリリース
http://jp.sun.com/company/Press/release/2004/1116.html
( 朝夷 剛士 )
2004/11/16 11:51
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