最新ニュース
富士通と米IBM、自律型コンピューティング技術の標準化で協業
富士通株式会社と米IBMは11月30日、自律型システム(自律型コンピューティング)の技術の標準化において協業すると発表した。異機種が混在するITシステムにおいても自律運用が実現できるよう、両社共同でオープンスタンダードの策定を推進する考え。
今回の協業により、1)IBMが標準化団体OASISに対して行った提案に基づく標準仕様「WSDM(Web Service Distributed Management)Event Format」の標準化の推進、2)前記の情報を元に、障害回避や負荷の変動に対応するためにハードウェア、ソフトウェアに対して必要な処理を指示する技術の標準化の推進、3)統合インストレーションおよび適用技術や、システム状況を一元的に把握できる統合コンソール技術等の標準化に向けての協業、を行うとしている。
両社は標準化団体等を通じて、これらの技術がオープンスタンダードとして業界全体で活用できるように推進する。
■
URL
富士通株式会社
http://jp.fujitsu.com/
米IBM
http://www.ibm.com/
プレスリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2004/11/30.html
( 福浦 一広 )
2004/11/30 16:37
Enterprise Watch ホームページ
Copyright (c) 2004 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.