米PeopleSoftではこの提携により、アプリケーションの標準プラットフォームとして、WebSphere Portal、WebSphere Business Integration、WebSphere Application Serverの各ミドルウェアと、開発ツールWebSphere Studio Application Developerからなる米IBMのWebSphereプラットフォームを採用する。また両社では共同でソリューションのマーケティングを行うほか、「ビジネスプロセス・インターオペラビリティー(相互運用性)・ラボ」も設立する。
IBMについては「2万5000人からなるソフトウェアグループすべてが標準をサポートし、これを定義する活動も率先して行っている」と評価した。BPMの領域ではBPELなどがこれにあたる。オーケストレーションプラットフォームでは、現行のProcess Modelerから、プロセスのモデリングと定義を行えるWebSphere Business Process Modelerへとプロセスのインテグレーション環境を移行するという。このようにプラットフォームについてはIBMやBEAといったテクノロジーベンダーに任せ、PeopleSoftでは強みであるアプリケーションの開発に注力していくとした。