株式会社日立製作所は、同社の統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」を中核としたシステムの検証施設「BladeSymphonyコンピテンス・センター」を2005年1月4日に開設すると発表した。開設第一弾として、日本オラクル株式会社と共同でデータベース製品「Oracle Database 10g」を適用したシステム検証・評価を開始する。
BladeSymphonyコンピテンス・センターは、BladeSymphonyと自社製品・ISV/IHV製品を組み合わせ、システムの適正サイジング、性能チューニング支援、互換性の検証・評価などのシステム検証を行う施設。東京・品川にある同社のハーモニアス・コンピテンス・センター内に開設される。
今回発表された日本オラクルとの共同でのシステム検証は、日立のBladeSymphonyと日本オラクルのOracle Database 10gおよびOracle Real Application Clustersを用いて、サイジングや信頼性、可用性などの検証・評価を行うもの。両社は同センターを通じて、BladeSymphonyとOracle Database 10g、Oracle Real Application Clustersを組み合わせたシステムの導入時の検証・評価や技術的問題の解決、運用時の問題解決などを支援するとしている。
そのほか、日立の統合システム運用管理「JP1」とOracle Database 10gとの連携によるデータベース運用の省力化に向けた技術開発と検証を行う。これにより、ポリシーベースの運用を実現するサービスの提供を計画しているとのこと。
■ URL
株式会社日立製作所
http://www.hitachi.co.jp/
日本オラクル株式会社
http://www.oracle.co.jp/
ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2004/12/1217.html
( 福浦 一広 )
2004/12/17 18:04
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