日本AMD株式会社は、Opteronベースの大規模サーバークラスタのテスト環境「AMDアジア・クラスタ・ラボ」を2005年1月に開設すると発表した。
AMDアジア・クラスタ・ラボは、クラスタシステムの構築を計画しているユーザーや、パートナーであるハードウェアメーカーやソフトウェアメーカーに対し、Opteronプロセッサを使用した大規模サーバークラスタの試用を目的として、同社内に設けられるもの。アジア各国のユーザーやパートナー各社も、リモート操作でラボの環境にアクセスして活用することができる。なお同ラボでは現在、Opteron 246を搭載した2Way80ノード(160プロセッサ)構成のブレードサーバークラスタを設置し、試験運用を行っている。
同社マーケティング本部アジアパシフィック本部長のサム・ローガン氏は、「大規模クラスタ環境を実際に使用して、性能を実感する機会はまだ少なく、こういった設備に対するニーズが各方面から寄せられていた。AMDアジア・クラスタ・ラボの開設は、AMDのお客様第一主義の姿勢を示す好例」とコメントしている。
■ URL
日本AMD株式会社
http://www.amd.com/jp-ja/
プレスリリース
http://www.amd.com/jp-ja/Corporate/VirtualPressRoom/0,,51_104_543~93016,00.html
( 福浦 一広 )
2004/12/22 13:50
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