ミラクル・リナックス株式会社は1月27日、Linuxカーネル技術とセキュリティ技術を活かしたIT基盤を提案するソリューション企業を目指して、新しいロゴとメッセージを発表した。
同社は2000年6月の創業以来、企業の中核システムに対するLinux製品とデータベース製品を主軸に展開している。エンタープライズLinuxの普及に伴い、同社はセキュリティ製品の販売・サポートにより、顧客満足度の向上を図っている。今回、それをさらに進めるにあたって、顧客に最適なIT基盤を提案できるソリューション企業として企業価値を高めるためにコーポレートブランディングを刷新したと説明している。
新しい企業ビジョンは、「最先端のLinuxカーネル技術とセキュリティ技術を活かして事業領域をアジアに拡大し、顧客志向で高品質なソフトウェアプロダクトとプロフェッショナルサービスを提供することにより、アジアで最も信頼されるエンタープライズソフトウェア企業になる」をあげている。
また同時に発表された新しいロゴは、IT基盤に求められる堅牢性・拡張性・信頼性などの強固なイメージとして黒を、変化の激しいIT業界の中で柔軟性や今後の躍進をイメージとして斜体を採用したとしている。コーポレートメッセージは、「Do the Next, Open your Window」。
なお同社は、今回のコーポレートブランディングの一環として、Asianuxの戦略とカーネル2.6対応の次期バージョン「Asianux 2.0」の発表などを披露するカンファレンス「MIRACLE Technology Conference 2005」を3月2日に東京カンファレンスセンター 品川にて開催することも発表している。
■ URL
ミラクル・リナックス株式会社
http://www.miraclelinux.com/
プレスリリース
http://www.miraclelinux.com/pressroom/details/2005/0127_1.html
( 福浦 一広 )
2005/01/27 15:18
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