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シスコ、研究開発センターを国内に開設


 シスコシステムズ株式会社は2月17日、研究開発センター(JDC:Japan Development Centre、以下JDC)を開設した。

 今回設立されたJDCでは、ルーティングテクノロジーを主として、IPv6、マルチキャスト、モバイルIPなど、最先端のインターネットテクノロジーに取り組むほか、既存のセキュリティ技術やサービス品質(QoSテクノロジー)の改良も実施するとしている。

 JDCのセンター長には、米Cisco IPコアテクノロジーグループ副社長のジョン・ハーバー氏が兼任。現地マネージャーには、Cisco IPv6の開発に5年間携わってきた技術主任のオーレトロアン氏が就任する。JDCは、ジョン・ハーバー氏が率いるインターネットコアテクノロジーグループ技術部門の直属となり、当初10人のエンジニアの雇用を予定している。

 同社は日本をネットワークインフラがもっとも進んだ国と評価しており、2004年6月に発表したハイエンドルーター「CRS-1」では、日本の通信サービス事業者の意見を直接取り入れて開発するなど、日本市場の声を重視している。今回、日本へ投資することで、世界的な技術開発への取り組みを改めて強調する意向だ。



URL
  シスコシステムズ株式会社
  http://www.cisco.com/jp/
  ニュースリリース
  http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/news/pr/2005/008.shtml

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( 福浦 一広 )
2005/02/17 15:01

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