 |
 |
|
|
| 最新ニュース |
|
|
|
|
|
|
||||||||||||||
|
||||||||||||||
|
||||||||||||||
|
サンとNRI、共同でアイデンティティ管理ソリューションを展開 |
||||||||||||||
|
||||||||||||||
|
|
||||||||||||||
|
||||||||||||||
|
||||||||||||||
|
||||||||||||||
|
||||||||||||||
「過去は、メインフレームの中だけでアイデンティティを管理していればよかった。しかし今では、さまざまなシステムをさまざまな人が使い、いろんなものがネットワークを介してサービスを受けるようになっている」と、NRIの常務執行役員 基盤ソリューション事業本部の事業本部長、末永守氏は語るように、現在の企業においては、1人がいくつものIDを持ち、利用しているのがふつうだ。 しかしそれらのリソースは、「アーキテクチャや統制がばらばらの状態」（同氏）であることが多い。そして、そうした統一的な管理がなされていない状況は、企業にとって、管理コストやセキュリティの面における重荷になってきているのである。そこで両社では、情報システムを利用する「人」の認証や識別を高度化するための、アイデンティティ管理環境の整備・実現に注力していくとのことで、NRIのコンサルティング能力と、サンが持つアイデンティティ関連製品・技術を融合し、新たなコンサルティングサービスとして市場で展開する。 具体的には、サンが持つ、シングルサインオン機能を備えたアクセスコントロールソフトや、ユーザー情報を格納するディレクトリサーバー、またディレクトリサーバー間で情報を同期させる管理製品など、同分野に関連した製品が大きな武器になるという。また今後は、これらのアイデンティティ管理製品のライセンス体系をサブスクリプションモデルに対応させるほか、コンプライアンス対応製品も提供する。 加えて日本市場での展開に向け、両社は共同で製品検証とフィードバックを継続して行っていく考えで、特にコンプライアンス関連に関しては、規制強化が予測される日本の諸制度への対応などを済ませ、各種支援ソリューションを提供する予定という。販売に関しては、サンやNRIが直接行うほか、サンのパートナー経由でも販売されるとのことで、両社では全体で10億円の売り上げを見込んでいる。 ■ ＵＲＬ サン・マイクロシステムズ株式会社 http://jp.sun.com/ 株式会社野村総合研究所 http://www.nri.co.jp/ プレスリリース http://www.nri.co.jp/news/2005/050318_1.html ■ 関連記事 ・ サン、個人情報保護法対策となるアイデンティティ管理ソリューション（2004/09/21）
（ 石井 一志 ）
|
