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アップル、トレーニングセンター向け公認プログラムを開始


 アップルコンピュータ株式会社は4月1日、IT教育を提供している企業や教育機関を対象とした「アップル公認トレーニングセンター(AATC)プログラム」を開始したと発表した。

 同プログラムでは、Mac OS Xユーザーのサポート担当者向けの「Mac OS X Help Desk Essentials」、Mac OS XおよびMac OS X Serverプラットフォームのサポート、保守担当者向けの「Mac OS X Server Essentials」、Mac OS Xクライアントおよびサーバーシステムを既存のシステムに統合する手法を学ぶ「Directory Services」がトレーニングコースとして用意されている。そのほか、デジタルプロダクションのクリエイターを対象とした「Apple Proトレーニング」なども用意されている。

 同プログラム参加者への主な特典は、1)AATCロゴタイプの使用権付与、2)アップル認定トレーニングコースで必要な講義ガイド、プレゼンテーションデータ、実習課題テキストなどのツールの提供、3)同社トレーニングWebサイトでの講習スケジュールの公表、など。

 同プログラムへの参加基準は、1)コンピュータ技術に関するトレーニングサービスの実施経験を有すること、2)マーケティング・販売活動への投資に対して積極的な意欲を有すること、3)プログラムに必要な設備・機材・インストラクターを提供すること、4)少なくとも、四半期に1回は同社の教材を使ったトレーニングコースを提供すること(毎月2つのテクニカルコース開催を推奨)、5)フルタイムのアップル認定テクニカルコーディネータを1名雇用もしくは契約社員とし、トレーニング環境の整備と学習機材の整備のサポートを行わせること、6)アップル認定トレーナーを1名雇用もしくは契約社員とし、アップルのコースを実施すること、を満たすことが条件となっている。

 参加費用は、申込手数料が29,400円、年間プログラム料が288,750円(センター1カ所追加ごとに57,750円を加算)。そのほか、アップルコース教材ライセンス料が必要。



URL
  アップルコンピュータ株式会社
  http://www.apple.com/jp/
  アップルトレーニング
  http://train.apple.co.jp/macosx/Certification/aatc/


( 福浦 一広 )
2005/04/01 18:18

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