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日本HP 代表取締役社長 小田晋吾氏(左)とNTTネオメイト 代表取締役社長 西村憲一氏(右)
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株式会社エヌ・ティ・ティ・ネオメイト(NTTネオメイト)と日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は5月30日、中堅・中小企業(SMB)を対象とした「地域密着型のITフルサポートサービス事業」を6月1日より共同展開していくことで合意し、基本協定を締結したと発表した。
この協業により、NTTネオメイトのITシステムトータルサポートサービス「OZFA」に日本HPのPCやWindowsサーバーがラインアップされる。また、日本HPのシンクライアントを活用したASP型新サービスの共同開発・提供、およびPCやサーバーのデータ消去・リサイクルサービスの共同提供も合わせて行われる。
NTTネオメイト 代表取締役社長の西村憲一氏によると、同社は2002年5月にNTT西日本の設備系子会社としてグループが発足、地域密着型営業体制で主にSMBに対してシステム構築や保守・運用などのサービスを展開しているが、最近はITライフサイクルの「トータルサポートを強く求められている」という。また、SMBで多く稼働しているオフコンが、2007年前後に、更新にともなう汎用サーバーへの更改やサポート需要が見込まれていることから、これらをサポートできる「新たなパートナーを必要としていた」と協業の経緯を説明した。
一方、5月9日に就任したばかりの日本HP代表取締役社長 小田晋吾氏は、SMB市場への展開強化に向けお互いの強みを生かせる「ありがたい機会」と意義を強調し、「ユーザーの競合力を高めるお役に立てればと考えている」と述べた。
ITのライフサイクルには、ハードウェアの提供からアプリケーション・ネットワークなどのシステム構築、保守・運用、改善へのコンサルティング、IT機器の廃棄やリサイクルなどが含まれる。このうち、NTTネオメイトはハードウェアを除くすべてをフルサポートサービスとして提供し、日本HPはハードウェアのほか、アプリケーションの構築・提供、および改善へのコンサルティングをNTTネオメイトと共同で提供するという。
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日本HPのシンクライアント端末
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また両社は、日本HPのシンクライアントソリューションと、NTTネオメイトの「AQStage IP-VPN・広域イーサネットサービス」および「AQStage データセンタサービス」などによるASP型新サービスを共同開発・提供する。具体的な例としては、セキュリティを重視したクライアント端末管理やインターネットや携帯電話を利用した予約受付サービス、会員ポイント管理サービスなどが挙げられている。
■ URL
株式会社エヌ・ティ・ティ・ネオメイト
http://www.ntt-neo.com/
日本ヒューレット・パッカード株式会社
http://www.hp.com/jp/
プレスリリース
http://www.ntt-neo.com/news/2005/050530.html
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