トッパン・フォームズ株式会社とマイクロソフト株式会社は6月27日、RFID関連の複合ソリューションセンター「RFID .NET Solution Center」(以下、RDSC)を6月28日にオープンすると発表した。同センターは、東京・汐留のトッパンフォームズビル内に開設される。
RDSCは、Windowsプラットフォームで動作するRFID関連のソリューションを支援する施設として設けられたもの。両社のパートナー向けに、検証、教育、体験の場として提供され、RDSCが開発したRFID関連のエコシステムや、トッパン・フォームズが提供するIC周辺機器などを操作可能なほか、バックエンドシステムとして、日本HPのIPF/IAサーバーと、SQL Serverのプレビュー版を組み合わせたデモを展示している。
また単に展示を行うだけではなく、展示されている各システムと各機材との接続検証に利用できる個室を、パートナー企業各社へ用意。さらに、トッパン・フォームズが開発したICタグやSQL Server 2005を活用した、分散型のネットワーク検証、RFIDのパフォーマンス検証も行うことができる。
一方教育に関しては、RFIDやBizTalk Serverの概要といった基本的な内容から、RDSC FrameworkやEPCの実装、FeliCaを活用したアプリケーション構築などの応用的な内容まで、各種のトレーニングプログラムを提供する。
なおRDSCでは、RFIDの技術を用いてパートナーをサポートするためのパートナープログラムを用意した。このプログラムでは、RDSCと共同で顧客に対してソリューション展開を図る企業を対象とした「RDSC認定パートナー」、具体的案件への共同提案を実施する企業向けの「RDSCゴールドパートナー」と、情報提供を中心に受ける「RDSC登録パートナー」の3ランクが提供される。
■ URL
トッパン・フォームズ株式会社
http://www.toppan-f.co.jp/
マイクロソフト株式会社
http://www.microsoft.com/japan/
プレスリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2328
( 石井 一志 )
2005/06/27 14:08
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