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日商エレ、“ユーティリティコンピューティング”検証施設を開設 |
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日商エレクトロニクス株式会社（以下、日商エレ）は8月4日、「インフィニティ・コンピューティング」の技術検証施設として、「インフィニティ・コンピューティング・スクエア」（以下、iC2）を開設すると発表した。同スクエアは、日商エレの技術センターであるNETS（Nissho Electronics Technical Service、東京・江東区）内に開設され、同社の顧客やパートナーが利用できる。 インフィニティ・コンピューティングとは、特定ベンダの技術に縛られることなく、コモディティ製品の組み合わせにより、企業内におけるユーティリティコンピューティングを実現しようとするコンセプト。iC2はこのインフィティ・コンピューティングに取り組みための検証施設で、主要ITベンダのブレードサーバーやUNIXサーバー、ストレージ、ネットワーク機器などを取りそろえ、製品の検証・評価から、各機器を組み合わせた互換性の評価までを行えるようにする。 また、専任エンジニアによるコンサルティングや技術支援を提供するほか、日商エレが取り扱っている米Azul Systemsなどのスタートアップ企業の製品も用意するという。特に、Azul Systemsの製品に関しては、最大960プロセッサコアからなるコンピュートプール（プロセッサの処理能力を共有する仕組み）を用意し、大規模環境でのJava/J2EEベースのアプリケーションシステムを検証できるようにしたとのこと。 ■ ＵＲＬ 日商エレクトロニクス株式会社 http://www.nissho-ele.co.jp/ プレスリリース http://www.nissho-ele.co.jp/press/goods/2005/0508_ic2.htm ■ 関連記事 ・ CPU処理もネットワーク上で共有、米Azulの次世代アプローチ（2005/04/21）
（ 石井 一志 ）
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