日本電気株式会社(NEC)、NECネクサソリューションズ株式会社、株式会社NTTデータナレッジの3社は8月22日、ナレッジマネジメント製品の開発における共通プラットフォームを開発し、これを利用した製品について共同で販売やプロモーションなどを進めていくことで合意したと発表した。
このプラットフォームは、3社各自のノウハウを集めて開発したもの。これを利用してナレッジマネジメント製品を開発することで、標準的なモデルにおいて従来1年かかっていた開発が4カ月に短縮でき、さらに1000万円の製品を500万円程度に抑えることができるものと見込んでいるという。
まず、この第1弾としてNECネクサソリューションズより、提案書や顧客情報を整理・統合し、提案力強化を目的とする営業向けツール「ナレッジポケット」が9月2日より発売される。
また、NECは共通プラットフォーム上で利用できるナレッジマネジメント開発キット「CERVELLO」を開発しOEM提供する。さらにNTTデータナレッジは、ナレッジマネジメントベース製品「Knowledgeserver」のJava版を開発し、共通プラットフォームに提供していく。
3社は他社にも共通プラットフォーム上での開発を広く呼びかけていくとしており、3年間で30製品の開発を目指すという。また、顧客の業務ごとに個別開発することなく、販売されている各製品の中から適切なものを選択できるようなパッケージ化を推進していくとしている。
■ URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
NECネクサソリューションズ株式会社
http://www.nec-nexs.com/
株式会社NTTデータナレッジ
http://www.knowhowbank.com/
プレスリリース
http://www.knowhowbank.com/news/20050822.html
( 朝夷 剛士 )
2005/08/22 13:03
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