UMLモデリング推進協議会とXMLコンソーシアムは9月15日、BPM(Business Process Management)とSOA(Service Oriented Architecture)の実現化方法の研究・調査、普及・啓発の活動において協業することで合意したと発表した。今回の協業により、モデリング技術を強みとするUMLモデリング推進協議会と、XMLやSOAなどの実装技術を強みとするXMLコンソーシアムが相互補完の関係で活動する。
具体的には、UMLモデリング推進協議会のBPMN研究会とXMLコンソーシアムのSOA部会/ビジネスイノベーション研究部会が連携して活動を行うことで、両組織の成果を互いに関連付けたり、メンバーの人材交流を活発に行うことで相乗効果を生み出し、研究および検証活動の更なる高度化、普及啓発活動の更なる促進を目指すとしている。例として、1)BPMN研究会が進めている「ローレベルプロセスモデリングパターン」からSOA部会が進めている「SOA実装パターン」へのパターン連携の可能性を探る、2)ビジネスイノベーション研究部会が研究を進める「SOAサービス化手法」と「ローレベルプロセスモデリングパターン」を比較して妥当性を相互に検証しながら共同研究を推進する、などが挙げられている。
■ URL
UMLモデリング推進協議会
http://www.umtp-japan.org/
XMLコンソーシアム
http://www.xmlconsortium.org/
( 福浦 一広 )
2005/09/15 13:41
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