SAPジャパン株式会社は10月6日、同社が提唱するサービス指向アーキテクチャ「Enterprise Services Architecture(以下、ESA)」の日本市場での推進を目指し、開発者支援とソフトウェアベンダー向けプログラムを強化すると発表した。
同社は、7月に開発者・コンサルタント・システム管理者向けコミュニティサイト「SAP Developer Network(SDN)」を開始しており、9月時点で日本での登録者数は3000名を超えたとしている。SDNでは、SAP製品の最新情報や開発ツール、e-ラーニング教材、サンプルプログラム、評価版などを無償で提供している。また、同社の製品担当者や開発者同士の情報交換などの機会も設けている。同社では、SAP製品の開発に参加する敷居を低くすることで、新たなアプリケーション開発を迅速にしたい考え。
また、ソフトウェアベンダーを対象にした協業プログラム「Powered by SAP NetWeaver」を強化する。同プログラムは、パートナー製品がSAP NetWeaver上で稼動することを認定するプログラム。認定ベンダー・製品には、「Powered by SAP NetWeaver」ブランドによるさまざまなマーケティングの機会などを提供するとしている。同社では、2006年末までに認定社数を100社以上に拡大していく計画。
■ URL
SAPジャパン株式会社
http://www.sap.com/japan/
プレスリリース
http://www30.sap.com/japan/company/press/press.epx?PressID=5058
( 福浦 一広 )
2005/10/06 19:25
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