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KDDIがパワードコムを吸収合併、東京電力と提携しNTTに対抗 |
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今回発表された提携内容は、（1）2006年1月1日をめどにKDDIとパワードコムが合併（KDDIを存続会社とする）する、（2）FTTH事業において、KDDIが保有する映像・音声など各種コンテンツ配信網と東京電力の光ファイバーネットワークを統合したサービスを年内をめどに提供する、の2点。 パワードコムは東京電力傘下の法人向けISP。KDDIはパワードコムと合併することで、法人向け通信事業を強化し、総合通信事業者としてNTTグループに対抗する構え。また、合併にともないパワードコムから執行役員を1名迎え入れ、さらに東京電力からKDDIに取締役1名が派遣される予定だ。 なお、パワードコムが保有する子会社（株式会社ドリーム・トレイン・インターネット、株式会社ファミリーネット・ジャパン、フュージョン・コミュニケーションズ株式会社、株式会社アット東京) 株式については、東京電力の方針により、合併期日である2006年1月1日までに東京電力または第三者に譲渡することを予定としている。 FTTH事業は、東京電力の光ファイバーインフラを使ってKDDIが保有する映像・音声などのコンテンツを配信する新サービスを年内中にも開始する予定だという。また、このサービス開始に向け、東京電力が実施する設備投資に対してKDDIも一部資金を負担することや、将来的に東京電力のFTTH事業の分離による事業部門の統合や、合弁による事業運営についても具体的な検討を開始することで両社は合意した。 ■ ＵＲＬ KDDI株式会社 http://www.kddi.com/ 東京電力株式会社 http://www.tepco.co.jp/ パワードコム株式会社 http://www.poweredcom.net/ プレスリリース http://www.kddi.com/corporate/news_release/2005/1013/index.html
（ 朝夷 剛士 ）
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