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沖電気とACCESS、次世代携帯端末ソフトウェアを開発する新会社 |
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沖電気工業株式会社と株式会社ACCESSは10月17日、次世代携帯端末で動作するソフトウェアを開発する新会社「株式会社OKIACCESSテクノロジーズ（以下、OKIACCESS）」を共同出資で11月1日に設立すると発表した。資本金は1億円、出資比率は沖電気 51％、ACCESS 49％。当初は従業員数約20名でスタートする。 新会社設立は、沖電気とACCESSが6月に発表した携帯IP電話向けソリューションに関する協業の一環で、IMS（IP Multimedia Subsystem）関連事業での提携関係の強化を目的としている。両社の得意分野を融合し、トリプルプレー（データ・音声・映像統合）を駆使したソフトウェアなどを開発する。 ACCESSは、携帯電話のブラウザ「NetFront」など、携帯端末に組み込む技術で多くの実績がある。また、9月にはPDAのPalm OSを開発した米PalmSourceを買収するなど、さらに携帯端末ソリューションの強化を続けている。一方、沖電気は大規模なIP電話システム構築や映像配信システム構築のノウハウを保有している。 新会社はまずACCESSと連携し、インターネット閲覧やメッセージング環境、音声・映像メディア環境を統合した「次世代携帯端末ソフトウェアスイート」を開発し、国内外の通信キャリアや情報端末メーカーに提供していくという。 また沖電気は、このソフトウェアスイートを搭載した携帯情報端末と同社のIPテレフォニーサーバー「IP CONVERGENCE Server SS9100」や、SIP対応J2EEアプリケーションサーバー「SipAs on WebLogic」とを連携させたソリューションを構築していくとしている。 ■ ＵＲＬ 沖電気工業株式会社 http://www.oki.com/jp/ 株式会社ACCESS http://www.access.co.jp/ プレスリリース http://www.access.co.jp/press/051017.html 関連記事：ACCESS、Palm OS開発の米PalmSourceを買収（INTERNET Watch） http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/09/09/9094.html
（ 朝夷 剛士 ）
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