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「SQL Server 2005でも顧客満足度1位をとり続ける」－マイクロソフト |
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「日本はItaniumサーバーでもっとも成功している地域。この成功は日本のパートナーの力によるところが大きい」、そう語るのは、マイクロソフト株式会社の業務執行役員 サーバー＆プラットフォームビジネス本部長のガース・フォート氏。2年前に日本法人のサーバー担当となったフォート氏は、来月発表になるSQL Server 2005によって64ビットサーバーのさらなる普及に力を入れると話す。 ■ エンタープライズでItanium＋Windows Server 2003の評価は高い
「日本のユニークなところは、メインフレームをいまだに多く利用していながら、64ビットサーバーへの移行もアグレッシブであるという点」とフォート氏は語る。特にItaniumサーバーは他の地域に比べて、非常に成功しているという。「メインフレームの利用率は高いが、Itaniumサーバーなど64ビットテクノロジーの採用も積極的だ。日本企業は高い品質を求めており、Itaniumサーバーはそうした日本企業の期待にこたえられる製品」と、Itanium＋Windows Server 2003に対する評価が高まっていると述べた。 日本市場でItaniumサーバーが好調なのは、富士通、NEC、日立といった国内ベンダーの積極的な取り組みが大きいとフォート氏は説明する。富士通、NEC、日立の各社は、メインフレームで培ったノウハウをItaniumサーバーに投入、基幹システムのオープン化を積極的に進めており、これがItaniumサーバーの成功につながっている。「われわれだけの力で成功しているとはおもっていない。なによりも富士通、NEC、日立といったOEMパートナーの力によるところが大きい」と、パートナーとの協力関係を強調する。 ■ 「カスタマーフレンドリー」なSQL Server 2005 こうした64ビットサーバー環境に向け、同社が次に提供するのがSQL Server 2005。フォート氏は、「リリースまで時間がかかったが、これは検証に多くの時間をかけたため」と、製品のクオリティを高めるために時間がかかったと説明。「SQL Server 2005では、Reliability（信頼性）、Availability（可用性）、Serviceability（保守性）のRASを強化した」とエンタープライズシステムでも利用できる製品であると強調する。また、SQL Server 2005についてフォート氏は「カスタマーフレンドリーな製品」だという。「SQL Server 2005は、管理機能やBI（ビジネスインテリジェンス）などの機能を追加料金なしで利用できる。これらの機能を標準で搭載しているからだ。競合他社の場合、別々に買わないといけないため、トータルのコストが非常に高くつく。また、マルチコア、デュアルコアのライセンス体系もシンプルなものにしており、カスタマーにとって非常に親切な内容となっている」と、価格優位性についても強調する。 SQL Serverは、日経コンピュータによる調査で2年連続で顧客満足度1位を獲得したが、今後も顧客満足度1位を継続しつづけることをSQL Server 2005の目標にするとフォート氏はいう。「われわれのゴールは、統合されたプラットフォームを最適な価格で提供するというもの。今後もナンバー1の顧客満足を維持しつづける」と自信を見せた。 ■ ＵＲＬ マイクロソフト株式会社 http://www.microsoft.com/japan/ the Microsoft Conference 2005 http://www.event-registration.jp/events/msc05/
（ 福浦 一広 ）
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