デル株式会社とミラクル・リナックス株式会社は11月24日、Linuxソリューションポートフォリオの提供で協業すると発表した。またデルは、ユニアデックス株式会社とも協業し、MIRACLE LINUX V4.0に関するソフトウェアサポートを有償サービスとして提供する。
今回の協業は、ISVパートナーのパッケージとデルのサーバー製品を組み合わせたソリューションモデルを共同で開発し、未開拓顧客層へのビジネスを推進するデルのプログラム「デルISVアリーナ」によるもの。これにより、デルはミラクル・リナックスに対してPowerEdgeサーバーで「MIRACLE LINUX V4.0」の動作検証を行うための検証機の提供や、新製品での動作検証を行い、MIRACLE LINUX V4.0ベースの技術情報を開示する。
デル、ミラクル・リナックス、ユニアデックスの3社は、今回の協業により、MIRACLE LINUX V4.0を搭載したPowerEdgeサーバーに、ファイルサーバー、データ保護、システム運用管理、データベース製品などの各種ソフトウェアを組み合わせたソリューション・ポートフォリオを共同で提供する。また、データベース統合、セキュリティ強化、アプリケーションサーバーなどのポートフォリオも今後充実させ、デルの直販モデルの強みを活かしたLinux市場におけるエンタープライズビジネスを推進するとしている。