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富士通と米Red Hat、PRIMEQUESTへのアプリケーション移植を共同で実施


 富士通株式会社と米Red Hatは12月1日、富士通の基幹IAサーバー「PRIMEQUEST」へのアプリケーション移植を共同で開始すると発表した。

 両社は今回の取り組みにより、他社UNIXサーバーや32ビットLinuxアプリケーションを対象に、Red Hat Enterprise Linux 4(RHEL4)を搭載したPRIMEQUESTの64ビット環境への移植、最新バージョンのIA-32 Execution Layerを利用した32ビット環境への移植を共同で推進する。

 アプリケーションの移植は米Red Hatが担当。移植に必要な情報の収集から、検証テスト計画も含めた移植計画の立案、必要ツールなど作業環境の整備、コンパイルやテストおよびデバックの実施、システム統合や関連する質疑応答を行う。また、PRIMEQUESTの性能を最大限に引き出すアプリケーションのチューニングも実施する。

 移植後の検証は富士通が担当。同社「Platform Solution Center」に設置しているPRIMEQUESTを利用し、移植後のアプリケーションの動作テストやシステム動作検証を行う。

 広報・プロモーション活動については、両社共同で実施する。共同活動は、日本市場を皮切りに、欧州、北米、アジア・パシフィックへ順次拡大していくとしている。



URL
  富士通株式会社
  http://jp.fujitsu.com/
  米Red Hat
  http://www.redhat.com/
  プレスリリース
  http://pr.fujitsu.com/jp/news/2005/12/1.html


( 福浦 一広 )
2005/12/01 13:34

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