富士通株式会社は5月18日、19日の2日間、東京・有楽町の東京国際フォーラムで、「富士通フォーラム2006」を開催するのに先立ち、報道関係者を対象に展示内容を公開した。
「明日のビジネスに、あなたと挑む~経営とITの一体化~」をテーマに、マネジメントイノベーション、ライフイノベーション、ワークイノベーション、ユニバーサルデザイン/環境の4つのゾーンを設け、富士通の最新技術や製品、サービス、ソリューションを展示。約90のデモンストレーションが行われる。
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富士通フォーラム2006の展示会場
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展示コーナーは、マネジメントイノベーション、ライフイノベーション、ワークイノベーション、ユニバーサルデザイン/環境の4つのゾーンに分かれている
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マネジメントイノベーションでは、PRIMEQUESTや先ごろ発表したGS21シリーズなどを展示したほか、内部統制管理ソリューション、ETURNUSによるディザスタリカバリの提案、ITILによる運用プロセス統合のデモンストレーションなどが行われる。
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マネジメントイノベーションゾーンでは先頃発表したGS21 900モデルグループも展示
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参考展示ながらもPRIMEQUESTとLonghorn、SQL Serverによるデモンストレーションも行っている
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ライフイノベーションでは、カラー電子ペーパーを利用した次世代型店舗リアルタイム在庫管理システムや、洗濯やアイロンがけも可能なリネンタグソリューションなどが展示されている。
カラー電子ペーパーの参考展示を行っており、従来から参考展示を行ってきた3.8インチの電子ペーパーに加えて、11インチおよび7.8インチを新たに展示。従来の512色表示から4096色へと進化させた。
さらに、サービスロボットのemonも展示。実際に利用シーンを想定したデモンストレーションを行い、セキュリティソリューションとして活用できることを訴えた。
ワークイノベーションでは、IPテレフォニーシステムと無線LAN対応デュアル携帯電話端末のモバイルイノベーションの実例をデモンストレーション。NTTドコモとauの携帯電話の混在環境でも利用が可能なソリューションを提案してみせた。
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リネンタグソリューションでは、タグを付属した雑巾を、洗剤水につけたり、絞ったりといったことを行い耐久性があることを実証
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200度のアイロンをかけている場面
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富士通が得意とする静脈認証の新端末も展示
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新たに参考展示したカラー電子ペーパー。4096色のカラー表示を可能とし、交通広告、電子看板などへの利用も行えるようになる
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無線LAN対応デュアル携帯電話と連携したモバイル型のIPテレフォニーシステム。NTTドコモのデュアル端末とauのデュアル端末のユーザーが同一内線グループで利用できる
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emonを利用したセキュリテイシステム。手のひらの静脈認証などの機能を搭載し、人を誘導するほか、遠隔監視システムとしての利用も可能
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会場入口付近に設置されたテーマステージでは、「経営とITの一体化で勝つ」をテーマに、「ITインフラの最適化」、「ビジネスの継続性」、「情報セキュリティガバナンス」の3点から富士通の強みを訴え、「企業情報システム全体を見渡した提案ができるのは富士通の強み」として、企業の経営とITの一体化を推進するパートナーであることを強調するステージを約20分間行っている。このプレゼンテーションのなかで、同社・黒川博昭社長がビデオメッセージで登場。「富士通は、フィールド・イノベーションを起こしたい。富士通の営業、SE、CEが、顧客と接する場を通じて、お客様がなにを考えているかを正確に理解し、お客様がよくなる方法を提示し、信頼されるパートナーになりたい。富士通フォーラムでは、経営とITの一体化を実現する技術や製品を展示している」とした。
なお、初日となる18日には午前10時30分から、黒川社長による「経営とITの一体化」と題した基調講演が行われるほか、経済産業省商務情報政策局情報政策課長の羽藤秀雄氏による「情報産業:Newhorizonと政策の展望」、イオン・岡田卓也名誉会長相談役による「大黒柱に車をつけよ」と題した特別講演が行われる。
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テーマステージでは、「経営とITの一体化で勝つ」テーマにプレゼンテーションを行った
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テーマステージの最後にビデオメッセージで黒川社長が登場。「経営とITの一体化を実現する製品を展示した」と富士通フォーラム2006を紹介した
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■ URL
富士通株式会社
http://jp.fujitsu.com/
富士通フォーラム2006
http://forum.fujitsu.com/2006/tokyo/
( 大河原 克行 )
2006/05/17 14:04
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