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2006年第1四半期のサーバー市場は1980億円、金融業の投資上向く－IDC Japan調査 |
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これを製品カテゴリ別に見ると、x86サーバーは金額ベースで前年同期比5.8％増、出荷台数ベースで同12.4％増と好調で、出荷金額のプラス成長と出荷台数の2けた成長は、ともに12四半期連続。また出荷台数は四半期では初めて15万台を突破している。 一方RISCサーバーとIA64サーバーの両分野の合計出荷金額は、前年同期比13.8％減と落ち込んだものの、IDC Japanは、「前年同期に科学技術計算用途の大型案件が多数あったことの反動で、これらを除外するとプラス成長だった。通信業向けのIA64サーバーの大型案件が貢献した」としている。 またベンダ別では、富士通が2期ぶりに1位に復帰。前期1位だった日本IBMが3位に後退し、2位は5期続けて日本HPが入っている。上位ベンダのうち、プラス成長だったのは日本HPのほか、4位のNECの2社。 なおトレンドとしては、金融業のサーバー投資が上向いてきたことが挙げられるという。このほか、通信業のサーバー投資も引き続きおう盛だったものの、前年同期に比べると、会計年度末の駆け込み需要は多くなかったとのこと。IDC Japanは、製造業の設備投資が一服したと分析している。 ■ ＵＲＬ IDC Japan株式会社 http://www.idcjapan.co.jp/
（ 石井 一志 ）
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