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同社インフォメーションワーカービジネス本部IWソリューションマーケティンググループ シニアプロダクトマネージャの松田誠氏
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マイクロソフト株式会社は5月30日、5月24日にベータ2が公開された「the 2007 Microsoft office system(以下、Office 2007)」のプレス向け説明会を開催した。説明会では、新たにOffice 2007のラインアップに加わったコラボレーションツール「Microsoft Office Groove 2007」の機能紹介が行われた。
Grooveは、Notesの開発者でもあるレイ・オジー氏が設立したGroove Networks社の製品。2005年3月に米Microsoftに買収され、Officeの製品ラインアップに加わった。同社インフォメーションワーカービジネス本部IWソリューションマーケティンググループ シニアプロダクトマネージャの松田誠氏は、「社内外で情報共有を行えるのがGrooveの最大の特徴」と紹介する。
Grooveは、共有するワークスペースを用意し、そのワークスペースを利用するユーザーを招待するという形式で利用する。ワークスペースには、ファイル共有機能のほか、ディスカッション機能、チャット機能といった情報をやり取りしたり共有するための機能が用意されている。情報の共有方法は、ピアツーピアでの接続のほか、Groove Serverを利用したクライアント/サーバー型やオンライン/オフラインなどの方法が用意されている。松田氏は、「ピアツーピアというと、Winnyなどの印象が強く、セキュリティ面で問題があるように思われるかもしれない。しかし、Grooveでは、匿名でのアクセスを禁止したり、やり取りするデータを暗号化するなど、セキュアなコラボレーション環境を提供している」と、安全にピアツーピアでやり取りできる点を強調した。
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Groove 2007のワークスペース
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Groove 2007のアーキテクチャ
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また、情報共有という面では、SharePoint Serverと重複するイメージもあるが、「Grooveが得意とするのは、プロジェクトなど小さな単位でのやり取り。全社的な情報共有や、長期的に情報を保存するなどの機能はSharePoint Serverが優れている。Grooveはプロジェクト単位で利用し、長期保存する情報はSharePoint Serverで保存するといった使い分けができる」と、それぞれの利点を説明。そのほか、InfoPathフォームをGrooveのフォームとして利用できるなど、Officeとの連携機能も用意されている点を紹介した。
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Officeとの連携機能
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Groove Server 2007の特長
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最後に松田氏は、「Grooveはコラボレーションを一新させる可能性を持った製品。使っていただくと非常に便利であることを実感できるので、ぜひ試していただきたい」と述べ、締めくくった。
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Grooveの開始バー
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Grooveの利用はワークスペースの作成から始まる
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ワークスペース。新規作成時はファイル共有とディスカッション機能のみが用意されている。機能は追加可能
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ワークスペースの参加者を招待
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招待を受けた側の画面
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InfoPathで作成したフォームも利用可能
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■ URL
マイクロソフト株式会社
http://www.microsoft.com/japan/
the 2007 Microsoft Office systemプレビューサイト
http://www.microsoft.com/japan/office/preview/
( 福浦 一広 )
2006/05/30 20:59
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