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日本IBMとClearCube、ブレードサーバーと仮想環境を利用したシンクライアント |
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日本アイ・ビー・エム株式会社（以下、日本IBM）と米ClearCube Technologyは、ブレードサーバーを利用したシンクライアントソリューションを6月1日より提供すると発表した。 今回提供されるのは、ClearCubeのシンクライアント「I/Port」および専用管理ソフトウェア「Grid Center」と、日本IBMのブレードサーバー「BladeCenter」、VMwareの仮想化ソフトを組み合わせたソリューション。特長は、Grid Centerを用いている点。Grid Centerは、静的な割り当てだけでなく、CPUやメモリなどのリソースを監視し、動的な割り当てが行える管理ソフト。これを利用することで、仮想環境に構築されたクライアントを静的・動的に割り当てて利用することができる。
ブレードPCを事業の中心としているClearCubeにとって、今回のブレードサーバーを用いたシンクライアントソリューションは事業の幅を広げるもの。「ClearCubeのブレードPCはグラフィック機能を装備するなど、一般的なPCの代替用途に最適。今回のソリューションは、グラフィックなどのパワーを必要としない用途に向いている。われわれとしては、ユーザー側に（シンクライアント端末の）I/Portがあれば、バックエンドのシステムがブレードPCであろうと仮想環境であろうと意識せずに利用できるということを伝えていきたい」（Knotts氏）とした。 ■ ＵＲＬ 日本アイ・ビー・エム株式会社 http://www.ibm.com/jp/ 米ClearCube Technology http://www.clearcube.com/ プレスリリース http://www-06.ibm.com/jp/press/20060531001.html
（ 福浦 一広 ）
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