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SAP製品とObbligato IIの連携イメージ
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日本電気株式会社(以下、NEC)とSAPジャパン株式会社は6月14日、製造業の製品開発にかかわる技術情報を、製品ライフスタイル全体にわたって管理する「PLM(Product Lifecycle Management)」領域で協業すると発表した。
この協業に伴い、NECのPLMソフト「Obbligato II」とSAPジャパンのERPパッケージ「mySAP ERP」を連携させるソフトを、システム基盤「SAP NetWeaver」上でNECが開発。ERPと連携したPLMソリューションにおいて、電機・電子機器業界を中心とする組立製造業向けに、両社共同で販売活動を実施する。あわせて、両社30名体制による、共同プロモーションも積極展開し、顧客への共同提案も行うとのこと。
両社では、この協業によって、SAP製品のユーザーがObbligato IIを短期間で導入できるようになるほか、SAPジャパンの「Enterprise SOA」コンセプトをベースに、設計領域でObbligato IIを選択できるようになるとしている。
なお、mySAP ERP連係機能を搭載したObbligato IIは、2006年第3四半期に出荷を開始する予定。両社ではこの協業によるPLMソリューションについて、今後3年間で50社への販売を見込む。
■ URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
SAPジャパン株式会社
http://www.sap.com/japan/
ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0606/1401.html
( 石井 一志 )
2006/06/14 18:33
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