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サンがストレージテックを吸収合併、ストレージブランドをStorageTekへ変更
サン・マイクロシステムズ株式会社(以下、サン)は7月3日、日本ストレージ・テクノロジー株式会社(以下、ストレージテック)を吸収合併したと発表した。統合はすでに、7月1日付けで行われている。
この統合は、米Sun Microsystems(以下、Sun)による米StorageTekの買収が2005年8月に完了したことを受けてのもの。StorageTekはすでにSunのストレージグループとして活動を開始しているとのことで、国内でも両社の統合によって、「業界で最も広範かつ高度なクオリティを持つデータ管理ソリューションを提供する」(サン)としている。
この統合に伴い、サンのストレージ製品ブランドはStorEdgeからStorageTekへ変更される。今後は、従来のストレージテック製品とサン製品、発表される新製品がすべてStorageTekブランドで提供されることになるとのこと。
なお、統合後のビジネスモデルは原則として従来の販売モデルを引き継ぐ。またストレージテックの社員はサンへ移籍するほか、ストレージテックの代表取締役社長を務めていた臼井洋一氏は、引き続きサンでストレージ事業の指揮にあたるとしている。
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URL
サン・マイクロシステムズ株式会社
http://jp.sun.com/
プレスリリース
http://jp.sun.com/Press/release/2006/0703.html
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2006/07/03 16:45
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