日本電気株式会社は7月5日、MSF(MultiService Forum)が主催する世界初の大規模なIMSネットワーク機器の接続検証試験「GMI2006(Global MSF Interoperability)」に参画すると発表した。
MSFは、世界の主要なキャリア、サービスプロバイダ、システムサプライヤ、テスト機器ベンダなどが参加している国際機関。今回、同社が参画するGMI2006は、マルチベンダー機器間の相互接続性を検証することでNGN(次世代ネットワーク)のグローバルスタンダードの確立を推進するもの。7月の時点で、世界の主要キャリアや通信機器ベンダ26社が参加を予定している。
同社では、NGNの構築に不可欠なものと判断し、GMI2006へ参画することにしたと説明。今後、固定通信網と携帯通信網の双方においてIP技術を利用したマルチメディアサービスや、NGNにおいて実現が見込まれる固定通信と移動通信を融合したサービスを提供するための基盤システムを、日本および英国のサイトに設置し、他のベンダーの機器との相互接続性を検証する予定としている。
■ URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
プレスリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0607/0501.html
( 福浦 一広 )
2006/07/05 13:29
|