米Giuliani Partnersは、ジュリアーニ元市長をはじめ、9.11の同時多発テロが起こった際に危機管理や復興対策に関わったメンバーが多数参加し、設立したコンサルティング企業。企業戦略から、安全、セキュリティ対策、非常時対策などのコンサルティングを行う。特にセキュリティについては、Giuliani Security and Safetyの名称の専門のコンサルティングファームを傘下にもって力を入れている。
米国では、発電所をもつ民間企業などを顧客としてもち、「ニューヨークの郊外に原子力発電所を運用するEntergyという企業は、9.11テロの発生後、安全面に不安を覚えた周辺住民から発電所を閉鎖する要望を受けた。Giuliani Security and Safetyは住民の印象を変えるために、実情の調査を行い、セキュリティに関するトータルアドバイスを実施。ジュリアーニ元市長が記者会見で発電所の安全性をアピールしたことによって、周辺住民からの不安を解消するに至った」(米Giuliani Partners ジェフリー・N・ヘス マネージングディレクター)などの実績をもっている。