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NS総研、ネクスタームのシンクライアント事業を取得-主力事業として推進
ソフトブレーンとリスクモンスターを割当先とした第三者割当増資も実施
サイボウズ株式会社の子会社であるネットアンドセキュリティ総研株式会社(以下、NS総研)は8月11日、株式会社ネクスタームのシンクライアントビジネス事業の営業権を取得すると発表した。取得価額は、4億6000万円を上限として算定中。同日付けで営業権譲渡契約を締結、9月4日付けで営業権を取得する予定。
ネクスタームは設立以来、シンクライアント専業メーカーとして、オリジナル仕様のシンクライアントの企画、開発、製作、マーケティングまでを一貫して行っている企業。複数の大手地方銀行、地方自治体に対する導入実績を持っている。NS総研では、自社が持つセキュリティ分野に関するノウハウを活かしてシンクライアント事業を継承しつつ、シンクライアントとセットで提供可能なコンテンツ、サービスのラインアップを拡充するなど、主力事業として推進する考え。また、サイボウズはこのシンクライアント事業を、グループ内の通信、ネットワーク関連サービス、各種ネットサービスと組み合わせることで、情報サービス提供のより安全で安定したプラットフォームに位置づけるとしている。
なお、今回の営業権取得にあたりNS総研は、ソフトブレーン株式会社とリスクモンスター株式会社を割当先とした第三者割当増資を実施する。割り当て株式数はソフトブレーンが3100株、リスクモンスターが2400株。払込金額の総額は2億1293万円。今回の第三者割当増資により持ち株比率は、サイボウズが55.95%、ソフトブレーンが22.38%、リスクモンスターが17.33%となる。
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URL
ネットアンドセキュリティ総研株式会社
http://ns-research.jp/
サイボウズ株式会社
http://cybozu.co.jp/
プレスリリース
http://ns-research.jp/press/7448.html
http://cybozu.co.jp/company/news/2006/20060811_1.html
( 福浦 一広 )
2006/08/11 17:17
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