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富士通、「Enterprise Innovation Support Center」を開設 |
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内部統制や安心安全に関する研修・教育サービスを提供
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同社では、これまでの安心安全や内部統制に関する社内外での実践を踏まえ、今年4月・5月にかけて「安心安全ソリューション体系」、「内部統制強化支援ソリューション体系」を発表。各種支援サービスやITツールなどの提供を開始している。今回の新センターは、こうした動きに基づくもので、各分野における基礎教育から実務研修まで各種の教育・研修サービスを提供し、顧客企業の迅速かつ効率的な人材育成を支援する。 プロフェッショナルサポートビジネスグループ長の平田宏通経営執行役上席常務は、「内部統制や安心安全に関するソリューションへの関心度は非常に高く、発表以来、数多くの問い合わせやビジネス面での相談が寄せられた。とくに事業継続、内部統制については、情報収集のフェーズから先に進んで、具体的に実践するためにはどうしたらいいのか、人材はどうやって育成するのかといった点が課題として挙げられるようになってきた。新センターでは、こうした課題を解決するために、企業の実務に直結する教育・研修サービスを提供していく」と、新センター開設の目的を説明した。 また、新センターが提供する主な機能として、1）基礎から実践までの教育・研修コースを用意して人材育成を支援、2）内部統制や安全安心ソリューションを詳しく紹介するデモンストレーション環境を用意、3）実際に内部統制などを導入する検討段階に入った企業をコンサルテーションによって支援－の3点を挙げ、「これまでの単なる研修センターとは異なり、利用者の悩みを解決することがコンセプト。多くの企業にこのセンターを積極的に活用してもらいたい。2006年度は約6000人の研修者を見込んでいる」とアピールした。 新センターは延床面積が1012平方メートルで、セミナールーム6室、ミーティングルーム3室をもち、約150人を収容可能。さらに7台の液晶モニタを設置したデモンストレーションスペースを用意している。営業時間は月～金曜日の9時30分～17時まで。約15人のスタッフが常駐している。利用は予約申込制。東京都港区浜松町に拠点を置く。
教育・研修サービスの具体的なメニューとしては、内部統制では「日本版SOX法への対応基礎」、「内部統制整備方法とプロジェクトマネジメントの勘所」、「業務プロセス統制実践～文書化～」、「IT全般統制実践～スコーピングから設計評価～」の4コース、安心安全では「BCM入門講座」、「BCP策定講座」、「災害模擬訓練」、「セキュリティマネジメント入門」、「セキュリティマネジメント実践」の5コースを用意。各コースの費用は5～10万円程度で、9月初旬から順次開始する予定。
なお、デモンストレーションスペースでは、内部統制に関して「文書化・PM・文書管理ツール」、「GLOVIA」、「監査支援PKG」、安心安全については「BCM支援ツール」、「緊急連絡・安否確認サービス」、「セキュリティ統制ソリューション」、環境では「CO2排出量算出ツール」、「環境情報管理ソリューション」などの各種ソリューションを紹介していく。
■ ＵＲＬ 富士通株式会社 http://jp.fujitsu.com/ プレスリリース http://pr.fujitsu.com/jp/news/2006/08/22.html ■ 関連記事 ・ 富士通、安心安全ソリューションを新たに体系化（2006/04/24）
（ 唐沢 正和 ）
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