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2006年第2四半期の国内サーバー市場は1400億円規模-IDC Japan調査


【出典:IDC Japan】2006年第2四半期 国内サーバー市場出荷金額シェア
 IDC Japan株式会社は8月24日、2006年第2四半期の国内サーバー市場動向を発表した。それによると、同市場の規模は1401億3000万円で、前年同期比2.6%の拡大を見せたという。小幅なマイナス成長が続いていた国内サーバー市場が、プラス成長に転じたのは3四半期ぶりになる。

 出荷台数を見ると、2006年第2四半期は13万7000台で前年同期比12.0%増。13四半期連続で2けた成長となった。製造、金融、通信、流通といった主要産業で全般的にサーバー投資がおう盛だったほか、中堅・中小企業のサーバー投資も堅調に推移したとのこと。

 またカテゴリ別では、x86サーバーが出荷金額ベースで前年同期比11.1%増、出荷台数も同14.9%と好調。流通業で多数の大型案件があったという。RISC/IA64サーバーは、合計で同0.2%減と、ほぼ前年同期並み。RISCサーバーが同18.8%減と減った部分を、IA64サーバーが補った。同分野の合計出荷台数は前年同期比15.4%減少し、4四半期連続のマイナス成長となっている。

 ベンダ別のシェアでは、日本IBMが2期ぶりにトップへ復帰。前期1位だった富士通は2位へ後退、前期まで5期連続で2位だった日本HPは6四半期ぶりのマイナス成長で3位になった。



URL
  IDC Japan株式会社
  http://www.idcjapan.co.jp/


( 石井 一志 )
2006/08/24 17:24

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