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シマンテックとプロティビティ、日本版SOX法対応支援で協業


シマンテック執行役員ソリューション営業統括本部 統括本部長 兼 日本版SOX法導入支援推進室 室長の伊藤一彦氏

プロティビティ代表取締役社長の神林比洋雄氏
 株式会社シマンテックと株式会社プロティビティジャパン(以下、プロティビティ)は8月30日、日本版SOX法への対応支援において協業すると発表した。セキュリティソリューションより協業を開始し、将来的には、コンサルティング、包括的な内部統制、内部監査、企業リスクマネジメントなどサービス適用範囲の拡充を図るとしている。

 今回の協業では、プロティビティが内部統制対応にかかるコンサルテーションを担当し、シマンテックがセキュリティ運用上の課題解決を担当する。

 具体的には、1)業務プロセスのリスク評価、見直し、改善といった業務プロセス全般のアセスメントの提供、2)システム・セキュリティ運用リスクの評価、改善ソリューションの提案とポリシーの策定、セキュリティポリシーの評価・策定といったITリスクアセスメント、までをプロティビティが提供。セキュリティ体制の策定・評価・監査、セキュリティ教育、セキュアアプリケーションライフサイクル構築・評価、セキュリティインフラ構築支援などのコンサルティングと、それを実現するための各種セキュリティ製品をシマンテックが提供する。

 シマンテック執行役員ソリューション営業統括本部 統括本部長 兼 日本版SOX法導入支援推進室 室長の伊藤一彦氏は、「シマンテックでは、3月に日本版SOX法導入支援推進室を設置し取り組んできた。これまでは、課題掌握フェーズのみを提供していたが、本日の発表により、対策実施フェーズに入った」と説明。「セキュリティだけではなかなかアプローチできなかったが、プロティビティとの協業により、日本版SOX法対象企業へのアプローチに効果がある」と、プロティビティとの協業の重要性を強調した。

 プロティビティ代表取締役社長の神林比洋雄氏は、「プロティビティでは、テンプレートやWebトレーニング、自己診断のためのWebツールなど、ツールを活かすことでコスト削減を図りながらSOX法対応を進めるサービスを提供している。その際、セキュリティに関する問題も出てくることから、シマンテックのテクノロジーが有効になる」と、プロティビティにとっても、シマンテックとの協業が有効と判断したと説明。「日本版SOX法対応だけでなく、セキュリティへのニーズは今後も続くので、中長期的にみて有意義な協業とみている」と、日本版SOX法関連以外にも協業が活かせると述べた。



URL
  株式会社シマンテック
  http://www.symantec.co.jp/
  株式会社プロティビティジャパン
  http://www.protiviti.jp/
  ニュースリリース
  http://www.symantec.com/ja/jp/about/news/release/article.jsp?prid=20060830_01

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( 福浦 一広 )
2006/08/30 19:10

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