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マイクロソフト、電子政府システム向けルート証明書をWindows Updateで配信
マイクロソフト株式会社は9月28日、電子政府システムおよび地方公共団体の各種システム向けのルート証明書を、Windows Updateにより配信すると発表した。今回の対応は、日本政府からの協力要請に基づいたもの。9月1日より段階的にルート証明書の配信を行っており、9月27日からWindows XPやWindows Server 2003など、同社が現在サポートしているすべてのWindows OSを対象に提供を開始した。
ルート証明書は、Webサイトの正当性を証明するために発行されたデジタル証明書。電子政府システムではルート証明書を必要としているが、一般的にはルート証明書は利用者自らが明示的にインストールする必要がある。このため、電子政府システムそのものの利用が伸び悩んでおり、これを解決するためWindows Updateによる配布を行うことにしたと説明。日本政府PKIを「信頼されたルート証明機関」として登録するとともに、Windows Updateを経由した証明書の配布を開始した。
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URL
マイクロソフト株式会社
http://www.microsoft.com/japan/
プレスリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2821
( 福浦 一広 )
2006/09/28 17:11
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