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Itanium Solutions Alliance発足1周年－2007年末までにRISC市場で6割目指す |
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Itanium Solutions Allianceは、Itaniumベースのソリューションの普及と開発の促進を目指し、ハードウェア、オペレーティングシステム、アプリケーションのベンダー各社で構成されたグローバルなコミュニティ。Itaniumベースの基幹システムや科学技術計算システムに対応したソフトウェアを増加させるためにISVに対し開発者支援プログラムなどを提供している。 発足時は23社のメンバーでスタートしたItanium Solutions Allianceだが、同日付でインフォテリア株式会社が参加し、106社まで拡大している。スカウゲン氏は、「こうしたアライアンスは発表時点は華々しいものが多いが、気がつくと消えていることが多い。しかし、Itanium Solutions Allianceはこのように1周年を迎え、参加企業も100社を超えるまで成長した」と、コミュニティとして順調に成長していると強調。 「Itanium対応アプリケーションも、発足時の5000から、1年で1万以上まで増加している。また、Itaniumシステムとしての売上も、ワールドワイドでPOWERシステムの42％に、またSPARCシステムの45％まで成長している。特に日本では、POWERシステムの104％、SPARCシステムの117％と上回る成長を実現している」（スカウゲン氏）と、Itaniumシステムの普及において日本市場が世界を牽引していると説明した。 スカウゲン氏は、IntelとしてもItaniumへのコミットメントは継続して行っていると述べ、「2007年にMontvale、2008年にTukwila、2010年の終わりまでにはPoulsonと、3種類の製品を開発している」と、引き続きItaniumアーキテクチャを投入する意思があることを改めて表明した。
その結果、RISCシステムに占めるItaniumの割合が今年50％を超える勢いにまで成長したと述べ、「ビジネスに結びついている日本の活動に、世界が注目している」（泓氏）と紹介。「Itanium認知の時期から、今後はビジネス拡大に貢献する時期に来ている。2007年末までにRISCシステムに占めるItaniumの割合を6割まで高めていきたい」と、Itaniumシステムの売上拡大を目指すとした。
■ ＵＲＬ Itanium Solutions Alliance http://www.itaniumsolutionsalliance.org/japanese/home ■ 関連記事 ・ Itaniumソリューションの拡大を目的とした「Itanium Solutions Alliance」発足（2005/09/27）
（ 福浦 一広 ）
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