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マイクロソフト、Windows Vistaと2007 Office systemを発売前に体験する無料キャンペーン


テクニカルソリューション推進統括本部 瀬戸口靜美統括本部長

執行役常務 ビジネス&マーケティング担当の佐分利ユージン氏
 マイクロソフト株式会社は10月6日、Windows Vistaと2007 Office systemをより広く体験してもらうための施策「Early Experience Center」を発表した。その第1弾として、マイクロソフトのオフィシャルトレーニングスクール(MOTS)と協力して、「Windows Vista&Office無料体験キャンペーン」を実施する。主な対象はビジネスユーザーで、トレーニング体験者2万名を目標に取り組む。期間は10月10日から2007年3月まで。

 Windows Vista&Office無料体験キャンペーンは、Windows Vistaや 2007 Office systemの新機能、基本的な使い方などを体験してもらう目的で行われる。まずは全国500拠点のMOTSのうち100数カ所において開催され、「『スピードUP仕事』『レベルUP自分』をキーワードに、最新のWindowsとVistaによる価値をユーザーに訴求する」(テクニカルソリューション推進統括本部 瀬戸口靜美統括本部長)という。

 プログラムは、Windows Vista関連が約1時間、2007 Office systemが約2時間の合計3時間で、実機を利用したトレーニングを、マイクロソフトオフィシャルトレーナー(MOT)の講師が提供。ソフトは製品版リリース前のため、Windows Vista 日本語版 RC1(リリース候補版)と、2007 Office system日本語版ベータ2を用いる。

 執行役常務でビジネス&マーケティング担当の佐分利ユージン氏は、「Windows Vista RC1が13万コピー、2007 Office system ベータ2は100万コピー以上が利用されており、市場における期待は高いと思っている。ぜひ、使っていただいて製品の良さをわかっていただきたい」と話す。また、「このような大規模な形でエンドユーザーに発売前の製品が体験できる仕組みを提供するのは世界でも初めて。マイクロソフトとしても力を入れてがんばっていきたい施策だ」と述べて、積極的に展開するとした。

 なお今回のキャンペーンでは、インテルが特別協賛をしており、各MOTSでは、Core 2 Duoをはじめとする同社のCPU搭載PCが使用される予定。また東芝、NEC、富士通、日本HPの各社からMOTS各校への支援として、最新PCの特別貸与・販売プログラムが提供されるとしている。



URL
  マイクロソフト株式会社
  http://www.microsoft.com/japan/
  プレスリリース
  http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2831


( 石井 一志 )
2006/10/06 16:27

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