日本アイ・ビー・エム株式会社は10月25日、同社パートナー企業の総合支援プログラム「PartnerWorld」に、「バーチャル・ローナー・プログラム(以下、VLP)」「バーチャル・イノベーション・センター(以下、VIC)」の2つのプログラムを追加したと発表した。
VLPは、同社センターにあるサーバー製品やソフトウェア製品を、Web経由で遠隔地から利用できるプログラム。ハードウェアやOSを用意することなく、整備されたシステム環境をすぐに利用できることから、同社ではアプリケーション開発のスピードアップを図ることや、顧客の要望に対応したソリューションを柔軟に構築することに有効としている。なお、サーバー利用時のシステムイメージを保存することができるので、期間をおいて利用する場合でも前回と同じ環境で作業を続けることが可能とのこと。
VICは、同社製品やアプリケーション開発、マイグレーションノウハウなどを提供するe-ラーニングサイト。メールやチャットを活用して同社ソフトウェア製品に関する技術的な質問が可能。受講に関しても、オンラインツールや専門の要員によるサポートが用意されているため、計画的・効率的にスキルを向上させることができるとしている。
これらプログラムは、PartnerWorld会員企業であれば無償で利用できる。
■ URL
日本アイ・ビー・エム株式会社
http://www.ibm.com/jp/
プレスリリース
http://www-06.ibm.com/jp/press/20061025002.html
( 福浦 一広 )
2006/10/25 16:56
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