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Windows Vista対応支援センターで提供される各種サービス
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Windows Vista互換性情報サイトで提供されるサービス
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マイクロソフト株式会社は11月21日、Windows Vista向けハードウェア・ソフトウェアの開発者向けに「Windows Vista対応支援センター」を開始すると発表した。ポータルサイトの開設は12月1日。また、Windows Vistaを利用するユーザー向けにWindows Vista互換性情報サイトを同日公開したことも発表した。
Windows Vista対応支援センターは、ハードウェアベンダー・ソフトウェアベンダーおよび企業内開発者を対象に、Windows Vistaとの互換性の検証支援を行うことを目的としたもの。互換性をチェックするツール「Application Compatibility Toolkit 5.0」の提供や、互換性チェックリストの提供、開発者向けの各種セミナーの開催、互換性検証作業を支援するラボの設置(12月下旬を予定)などを行う。また、互換性の確認が行われた製品などをエンドユーザーに紹介する互換性情報サイトでの情報公開なども行われる。
Windows Vista互換性情報サイトは、Windows Vistaへのアップグレードを検討しているエンドユーザー向けにソフトウェアや周辺機器の互換性情報を集約して公開するWebサイト。Windows XP搭載PCがWindows Vistaにアップグレード可能かどうか、どのエディションが最適かを診断するツール「Windows Vista Upgrade Advisor」(日本語版は2007年1月公開予定)などが提供される。
同社Windows本部本部長のジェイ・ジェイミソン氏は、「Windows Vistaベータ版は30万以上のインストールが行われ、これまでに互換性の確認や製品への評価・フィードバックを多数いただいた。これらユーザーからのフィードバックにより、Windows Vistaがイノベーションを起こすものであることを確信した」と、ブレイクスルーとなる製品であると強調した。
なお、同日よりMSDNなどにおいて開発者向けにWindows Vista日本語版の提供を開始したこともあわせて発表された。
■ URL
マイクロソフト株式会社
http://www.microsoft.com/japan/
プレスリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2887
Windows Vista対応支援センター
http://www.microsoft.com/japan/partner/products/windowsfamily/windowsvista/csc/
Windows Vista互換性情報サイト
http://www.microsoft.com/japan/windowsvista/compatible/
( 福浦 一広 )
2006/11/21 15:20
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