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NEC、セキュリティ製品「InfoCage」との製品連携を目指すパートナー制度 |
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日本電気株式会社（以下、NEC）は11月28日、システム全体のセキュリティ強化を目指し、製品開発を軸にした協業を進める新パートナー制度「InfoCage Works」を、2007年1月末に発足すると発表した。現在、トレンドマイクロやコクヨS＆T、クリアスウィフトなど約10社の参加が予定されている。 同制度は、NECのセキュリティソフト「InfoCage」と、パートナー各社の主力製品との相互補完関係を確立し、「協調型セキュリティ」に基づく製品をユーザーに提供する目的で設けられる。協調型セキュリティとは、オフィス内の紙文書から電子データ、ネットワークまでを統合的に管理し、それぞれのセキュリティ機能を相互に連携させることで、高度な予防機能と被害の局所化を実現しようという考え方。 具体的な協業度合いとしては3つのフェーズが用意される。最初のフェーズ1では、お互いの製品を同時に導入し、不具合が発生しないかどうかのチェックなどをする。次のフェーズ2では、InfoCageとパートナー製品を組み合わせて、新たな機能の提供を目指す。最後のフェーズ3では、製品のAPI開示などにより、製品開発レベルにおける密接な連携を実現するとしている。 現段階では、フェーズ1、2において複数のパートナー企業と協業を進めているほか、フェーズ3以降についても、ユーザーのニーズに合った製品やソリューションの提供に向け、パートナー各社との具体的な検討を進めるとのこと。 なおNECでは、協調型セキュリティの考え方に沿って、PC検疫製品やID管理製品など3製品も発売している。 ■ ＵＲＬ 日本電気株式会社 http://www.nec.co.jp/ プレスリリース http://www.nec.co.jp/press/ja/0611/2801.html ■ 関連記事 ・ NEC、セキュリティ製品「InfoCage」との製品連携を目指すパートナー制度（2006/11/28）
（ 石井 一志 ）
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