デル株式会社とトレンドマイクロ株式会社は12月14日、サーバー向けセキュリティソリューションの提供で提携したと発表した。
これに伴いデルは、サーバー製品「PowerEdgeシリーズ」とNAS「PowerEdge Storage Serverシリーズ」におけるBTOメニューに、トレンドマイクロの企業向け総合セキュリティ製品「ウイルスバスター コーポレートエディション サーバ版」(Windows向け)、「ServerProtect for Linux」(Linux向け)を、12月19日より追加する。
またトレンドマイクロは、ServerProtect for Linuxにおいて、新カーネルに対応するためのKHM(カーネルフッキングモジュール)を、デルのLinuxサーバーソリューションに組み込まれているRed Hat Linuxのアップデートにあわせてリリースする。これによって、Linuxカーネルがアップデートされた場合でも、セキュリティ製品自体をバージョンアップせずに対応できるようになるとのこと。
なお両社は販売面でも協業を実施。トレンドマイクロのWebサイトからデルのWebサイトへのダイレクトリンクを設置したり、逆にデルのWebサイトからトレンドマイクロの製品情報へのリンクを張ったりすることによって、相互に情報の共有を図る。
さらに今後は、顧客向けメールマガジンや広報誌での告知、セミナーの実施、トレードショウの参加といった活動にも、共同で取り組んでいくとしている。
■ URL
デル株式会社
http://www.dell.com/jp/
トレンドマイクロ株式会社
http://www.trendmicro.co.jp/
( 石井 一志 )
2006/12/14 12:54
|