最新ニュース
RSAとケイティケイ、電子署名・暗号化ソリューション分野で提携
RSAセキュリティ株式会社(以下、RSA)は12月22日、ケイティケイ株式会社とメールの電子署名・暗号化ソリューション分野で提携したと発表した。
協業内容は、ケイティケイが取り扱うメールの電子署名・暗号化ソフトウェア「SPIS-BOX」シリーズにおけるS/MIME実装用ライブラリ「S/MIMEエンジン」を、RSAが自社ソリューションに取り入れるというものだ。もともとS/MIMEエンジンは、RSAの公開鍵基盤(PKI)用アプリケーション開発キット「BSAFE Cert-C」を使用して開発されたとのこと。今回の協業内容は技術の逆輸入といえる。
具体的には、RSAが自社の「RSA BSAFEフィッシング対策ソリューション」の1コンポーネントとして、S/MIMEエンジンを追加。メールの電子署名・暗号化によるフィッシング詐欺対策として、金融機関やショッピングサイトなど、会員向けにメール配信を行うユーザーに提供していくことになる。
なお、RSAとケイティケイの両社は今後、BSAFEフィッシング対策ソリューションとSPIS-BOXによるセキュアなメール環境の提供に関する、マーケティングおよび販売活動を共同で行っていくとした。
■
URL
RSAセキュリティ株式会社
http://www.rsasecurity.com/japan/
ケイティケイ株式会社
http://www.ktk.gr.jp/
プレスリリース(PDF)
http://www.ktk.gr.jp/press/press20061222.pdf
( 川島 弘之 )
2006/12/22 17:23
Enterprise Watch ホームページ
Copyright (c) 2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.