サン・マイクロシステムズ株式会社(以下、サン)は2月21日、シンクライアントシステムを手軽に導入できる「Sun Ray スタートパック」キャンペーンを発表した。キャンペーン期間は同日から5月末日まで。
シンクライアントシステムとは、情報をすべてサーバー側で集中管理し、端末側にはHDDなどの情報格納場所を持たさないことで情報漏えいリスクの低減を図るもの。TCO削減などのメリットも見込まれる。
今回のSun Ray スタートパックは、サンが提供する「Sun Ray シンクライアント・システム」を手軽に導入できるよう、端末やサーバーなどをパッケージ化したキャンペーン。WindowsおよびSolaris環境のシンクライアント化、または検証環境構築などの用途に応じて3つのラインアップが用意される。
価格は、シンクライアントの検証環境構築などに最適な「Sun Ray スタートパック mini」が38万円(税別)。構成内容は、ディスプレイなしの端末が5台、サーバーが1台、ならびに各種ソフトウェアが付属する。
既存のWindows環境をシンクライアント化する「Sun Ray スタートパック for Windows Applications」が171万円(同)。ディスプレイなしの端末が25台、サーバー1台、ならびに各種ソフトウェアが付属する。なお、ディスプレイありの端末に変更することも可能で、その場合は322万円(同)。
Solaris上で動作するアプリケーションをSolarisデスクトップから利用してシンクライアント化する「Sun Ray スタートパック for Solaris Applications」が193万円(同)。ディスプレイなしの端末が25台、サーバー1台、ならびに各種ソフトウェアが付属する。ディスプレイありの端末を利用する場合は344万円(同)。
■ URL
サン・マイクロシステムズ株式会社
http://jp.sun.com/
プレスリリース
http://jp.sun.com/company/Press/release/2007/0221.html
( 川島 弘之 )
2007/02/23 15:32
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