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日立、ビジネスPCの自社開発から撤退-HP製PCのOEM供給で基本合意
株式会社日立製作所(以下、日立)と米Hewlett-Packard(HP)、日本ヒューレット・パッカード株式会社は3月9日、ビジネスPC事業において協業を進めることで基本合意したと発表した。今回の協業により、日立はビジネスPCをHPからOEM供給を受ける。なお、日立のコンシューマ向けPCに関しては、従来通り自社開発を継続する。
両社は1989年から広範囲で長期のパートナーシップを築いており、これまでにHPのRISCサーバーなどの日立へのOEM供給、HP-UXの共同開発、日立のストレージ製品のHPへのOEM供給のほか、ミドルウェア分野での共同開発などが行われている。今回のビジネスPC事業での協業も、この流れの中で行われるものと説明している。
今回の合意により、日立はビジネスPCの自社開発から撤退し、HP製PCのOEM供給を受ける。なお、「セキュリティPC」など日立が持つセキュアシンクライアント技術については、HPとの共同開発で利用するとしている。
現在正式契約の締結に向け詳細を協議しており、4月には正式契約、5月には最初の製品のリリースを予定している。
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URL
株式会社日立製作所
http://www.hitachi.co.jp/
米Hewlett-Packard
http://www.hp.com/
日本ヒューレット・パッカード株式会社
http://www.hp.com/jp/
ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2007/03/0309a.html
( 福浦 一広 )
2007/03/09 17:26
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