株式会社アシストと日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下、日本HP)は3月12日、品質・性能管理およびサービス管理ソフトウェア分野で協業すると発表した。アシストはこれまで、マーキュリー・インタラクティブ・ジャパン(以下、マーキュリー)の品質・性能管理およびサービス管理ソフトウェア製品を販売してきた。日本HPとマーキュリーとの企業統合によって「HP Software」としてブランド再編されたこれらの製品を、今後は両社共同で販売していく方針だ。
今後アシストは、HP Softwareの中核となる統合品質保証ソリューション「HP Quality Center」、統合性能検証ソリューション「HP Performance Center」、統合可用性管理ソリューション「HP Business Availability Center」などを取り扱っていくとともに、新たにITサービスマネージメント分野の製品として、「HP Service Desk software(以下、HP Service Desk)」の取り扱いも開始する。
HP Service Deskは、ITIL(IT Infrastructure Library)に基づいて設計されたITサービスマネージメント製品。ITILベースでの運用管理プロセスを実践する上で、必要な管理項目があらかじめデータベーススキーマとして定義されているため、容易にITILフレームワークに応じた運用プロセスが確立できるという。
両社は旧マーキュリー製品とHP Service Deskの売り上げとして、2007年度に15億円を見込む。
■ URL
株式会社アシスト
http://www.ashisuto.co.jp/
日本ヒューレット・パッカード株式会社
http://www.hp.com/jp/
ニュースリリース
http://www.ashisuto.co.jp/corporate/info/news/1183513_1217.html
( 川島 弘之 )
2007/03/12 12:50
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