株式会社ソフトクリエイトと住商情報システム株式会社(以下、SCS)は3月13日、内部統制におけるワークフロー分野に積極参入するための戦略子会社として、「株式会社ATLED」を共同で設立すると発表した。
ソフトクリエイトのワークフロー分野でのパッケージソフト事業を会社分割により分社化、SCSが第三者割当増資を行うことで、当該新設子会社を両社の戦略子会社とする予定。
ソフトクリエイトではこれまで、日本独自の業務プロセスに対応したワークフローパッケージ「X-point」などを販売してきた経緯がある。一方のSCSには、住友商事グループのIT分野での中核企業として、高い技術力と顧客基盤などを有する強みがあり、特にERPパッケージ「ProActive」では多くの導入実績を持っている。
ATLEDでは、両社のシステムインテグレーションの付加価値を高めていくため、こうした両社の製品群を積極的に販売していくとする。さらに今後は製品の共同開発などによって技術交流を深めるとともに、共同事業展開に関するワーキンググループを設置、事業の具体的な内容について協議していくとした。
なお、4月1日をソフトクリエイトにおける分割期日とし、同日にATLEDを設立。ソフトクリエイト、代表取締役社長の林宗治氏が社長を兼任。資本金5000万円、従業員16名となる予定とのこと。
■ URL
株式会社ソフトクリエイト
http://www.softcreate.co.jp/
住商情報システム株式会社
http://www.scs.co.jp/
ニュースリリース(PDF)
http://www.softcreate.co.jp/file/1173746560.pdf
( 川島 弘之 )
2007/03/13 18:31
|