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ウティマコとGFI、暗号化・電子割符技術を用いたソリューション提供で協業 |
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ウティマコセーフウェア株式会社（以下、ウティマコ）とグローバルフレンドシップ株式会社（以下、GFI）は3月19日、ファイル暗号化と電子割符の技術を用いたソリューションの開発・販売で協業すると発表した。 今回の協業で提供されるソリューションではまず、ウティマコの暗号化製品「SafeGuard PrivateDisk」のデータセキュリティ技術によって、個人情報をはじめとする機密情報を暗号化。そのデータを、GFIの電子割符技術を用いるセキュリティソフト「プライベートデータラック」で分割する。こうして分割されたデータ（割符）を、モバイル端末、PC、リムーバブルメディア、データセンターなどへ分散保存することにより、ユーザーはセキュアに情報移送を行えるという。 移送先ではすべての割符をそろえて復元し、暗号化のみの状態に戻した後で復号するという手順をとる。万一、移送途中で割符を紛失したり盗まれたりした際にも、1つの割符データからは元の情報が復元できず、改ざんされた場合も元の情報への復元は行えないため、データの完全性・機密性が保証できるとのこと。 このソリューションは、内閣官房情報セキュリティセンタの発表したガイドラインを満たしていることから、両社では、情報漏えい防止対策を強く求められる、官公庁・自治体や金融機関を主な対象として販売を進めたい考え。またそれを足がかりに、ほかの市場へも積極的に営業展開を進めるとしている。 ■ ＵＲＬ ウティマコセーフウェア株式会社 http://www.utimaco.jp/ グローバルフレンドシップ株式会社 http://www.gfi.co.jp/ ■ 関連記事 ・ 「モバイルデータ保護の分野でトップを目指す」－ウティマコ（2007/03/07）
（ 石井 一志 ）
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