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ウィンワークスとアイログ、人的資源の最適配置を支援するHSCM分野で協業 |
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ウィンワークス株式会社とアイログ株式会社は3月22日、小売り、サービス業などにおける人材配置を効率化するHSCM（ヒューマンサプライチェーンマネジメント）分野で協業すると発表した。 HSCMとは、変動する人的資源をビジネスニーズに即した最適な形で配置するウィンワークス独自の新しいコンセプト。売り上げ機会の損失を防ぎ不要な人件費を削減、利益の最大化を目指したものだ。 今回の協業では、ウィンワークスが、アイログの最適化ソフト「ILOG CPLEX」を組み込んだ人材配置支援ソフト「WINWORKS One」を開発し、HSCMを実現する製品として販売していく方針。 WINWORKS Oneとは、現場部門で必要なスタッフの人数とスキルを予測し、労働基準法や各社の就業規則、さらには個人の希望といったさまざまな制約条件を考慮しながら、その予測にできるだけ合致する勤務計画表を作成するもの。 この作成の際、各スタッフの勤務可能予定やスキル、シフトルール、雇用契約条件などのさまざまな制約条件を考慮するため、条件を満たすスケジュールとしては数千から数万にもおよぶ組み合わせが生じる。この膨大な組み合わせの中から、瞬時に最適解を導き出すのがILOG CPLEXの役割となる。 価格は、導入支援費用を含めて4000万円から。ウィンワークスでは、小売り、流通、サービス業を対象に本年度中に10億円の売り上げを目指すとしている。 一方アイログでは、共同マーケティングを行うなどしてHSCM分野における自社製品の優位性を訴求していくとともに、WINWORKS Oneの販売促進に協力していく予定。さらに海外展開も見据えて、両社は今後も協業体制を強化していくとのこと。 ■ ＵＲＬ ウィンワークス株式会社 http://www.win-works.com/ アイログ株式会社 http://www.ilog.co.jp/
（ 川島 弘之 ）
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