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日立情報とマイクロソフト、2007 Office systemを使った情報共有ソリューションで協業


 株式会社日立情報システムズ(以下、日立情報)とマイクロソフト株式会社は4月19日、「2007 Office system」を活用したソリューションで協業すると発表した。

 日立情報は、10年後のビジネスモデルとして、インフラなどのリソースを仮想化(プール化)して、安価でオンデマンドサービスを提供する「プール化構想」を提唱。その実現に向けて基盤となるプラットフォーム技術の強化を進めている。一方、マイクロソフトは“社員力を、経営力に”というキャッチプレーズで「People Ready Business」を策定。それを具現化するソフトである2007 Office systemの普及に向け、パートナー戦略を強化している。

 こうした中での今回の協業では、2007 Office systemを活用したオフィスにおける情報共有環境の計画から構築・運用までトータルにサポートするソリューションを共同で展開する。まずは「SharePoint Server 2007」を短期間で導入・活用できるテンプレートを開発・拡販するとのこと。

 具体的には、SharePoint Server 2007のワークフロー機能を活用して、内部統制に向けたワークフローテンプレートを開発。その第1弾として、「Windows Workflow Foundation」で開発したワークフローの進ちょくを視覚的に確認できる「見積業務テンプレート」を提供する。

 またSharePoint Server 2007を活用して、バージョン管理、セキュリティ設定、保持期限設定など、コンプライアンスに対応した文書管理を実現するツールを開発する。

 そのほか日立情報では、営業や技術者で構成されるプロジェクトチームを設置。さらに両社共同で本ソリューションに関するイベントの実施、セミナーへの出展、広告展開などのプロモーション活動を首都圏から行っていくとのこと。



URL
  株式会社日立情報システムズ
  http://www.hitachijoho.com/
  マイクロソフト株式会社
  http://www.microsoft.com/japan/
  プレスリリース
  http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3027


( 川島 弘之 )
2007/04/19 18:36

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