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「ITの次は“Business Technology”の時代」－日本HPが新ポートフォリオを発表 |
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BIの基盤となるDWH新製品「HP Neoview プラットフォーム」も提供
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発表会ではまず、マーケティング統轄本部 インフラストラクチャソリューション本部長の染谷優氏が市場のトレンドを説明。「今後はITのリスクがビジネスリスクに、ITの好機がビジネスの好機に、というようにITとビジネスがより密接になっていく。それに伴い、ビジネスとITを同じ目線でとらえ、ビジネスに対する成果をITの尺度とする新しい考え方が必要となる」と語った。 そうした考えの下、日本HPでは今回、Business Technologyという新しいソリューションポートフォリオを定義。これに基づき製品・サービスを整理して、必要な分野には新製品や新サービスを提供していくとした。 同ポートフォリオは、1）24時間365日完全自動化されたデータセンターを目指す「Adaptive Infrastructure」、2）アプリケーションの戦略・開発・運用のライフサイクル管理によるビジネスリスク回避を実現する「Business Technology Optimization」、3）より最適な意志決定のための情報分析を可能にする「Business Information Optimization（以下、BIO）」の3階層で構成される。
CPUとしては「HP Integrity」サーバーを実装。標準で2CPUを搭載する同サーバーを連携させることで、最大256CPUによる超並列処理が可能。エンタープライズ・ストレージ・サーバ統括本部 NonStopサーバ製品本部の浅野勉氏は、「これにより高い拡張性と処理性能を発揮できるので、大規模で複雑なDWHの要件に対応できる」とアピールした。 さらにHP NonStopサーバーで培ったという高信頼性のノウハウを生かして、24時間365日の無停止稼働を実現。データロード・オンロード専用のCPUとして実装した「HP Proliant」を活用することで、オンライン検索中にデータロード・アンロードを並列処理させることも可能にした。 ストレージには「HP StorageWorks」を採用。OSとしては、HP NonStopサーバーで使われているOSをDWH用にチューニングした「Neoview OS」を採用。これによりテーブル作成、ユーザー設定、DB接続設定、パフォーマンスモニタリングなどの運用管理をWebベースのGUI上から行えるようにした。 今回のHP Neoview プラットフォームは、BIサービスの中で情報統合基盤を実現する「Neoview ファウンデーションサービス」に位置づけられる。この上にBIを実現するコンサルなどのサービスは、パートナーと連携して提供していくとのこと。 ■ ＵＲＬ 日本ヒューレット・パッカード株式会社 http://www.hp.com/jp/ ニュースリリース http://www1.jpn.hp.com/info/newsroom/pr/fy2007/fy07-088.html
（ 川島 弘之 ）
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